水質検査項目の説明

更新日:2021年09月17日

水質基準項目

水質基準項目の説明は下記添付ファイルのとおりです。

水質管理目標設定項目

水質管理目標設定項目の説明は下記添付ファイルのとおりです。

クリプトスポリジウム・ジアルジア

クリプトスポリジウムとは

人および哺乳類の腸管内に寄生する病原性原虫です。腸管の細胞内で増殖し、糞便と共に体外に排出され、河川水や井戸水の汚染原因となります。感染すると、クリプトスポリジウム症と呼ばれる下痢症を起こします。感染力は非常に高く、塩素に強い抵抗力があるため、水道水や食品を介した集団感染の発生が懸念されていますが、浄水場でのろ過処理を適切に行うことで、浄水に混入する可能性が極めて低減され、安全であるとされています。

ジアルジアとは

クリプトスポリジウムと同様に、水道を介した病原微生物として注目されています。腸管内に寄生後増殖を続け、糞便と共に体外へ排出されます。感染すると、腹痛、下痢、食欲不振等を起こしますが、健康状態が良好な場合などには症状が出ないこともあります。基本的にクリプトスポリジウムに対する予防対策を講じることが有効であるとされています。

指標菌

原水のクリプトスポリジウム等による汚染(糞便汚染)の指標となるものです。指標菌は、恒温動物の腸管内の常在菌であり糞便中に多数存在する大腸菌と、塩素耐性を持ちクリプトスポリジウム等原虫との高い相関が認められている嫌気性芽胞菌(注釈) となっています。水道原水中に指標菌のどちらか一方でも存在する場合は、クリプトスポリジウム等による汚染の恐れが高いと判断できます。

(注釈) 嫌気性芽胞菌とは、酸素がない環境でも増殖でき、芽胞を形成することができる菌をいいます。

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