町長所信(平成29年 5期目に当たって)

更新日:2021年04月01日

町長所信

 平成29年4月和束町議会臨時会において、表明された堀町長の所信については、次のとおりです。

5期目に当たっての所信表明

 この度は、議員のみなさん方をはじめ多くの住民の方々からご支援ご支持を賜り、5期目の町長として当選をさせていただき、私は、今その大きな責任を痛感しているところでもあります。つきましては、議長のお許しを頂きまして、わたくしの5期目のスタートに当たり、これからのまちづくりについて、その所信の一端を述べさせていただきたいと思います。

 これまでの16年間、特にその前半におきましては、和束町の財政危機に対する対策をはじめ、積み残されてきた数々の問題や課題への取り組みを進めてきたところであり、またその一方では住民のみなさんとも協働して、和束町の未来を見据えたまちづくり、すなわち和束町の自然豊かな農村空間を活かしたまちづくりとして「ずっと暮らしたい活力と交流の茶源郷 和束」の実現に向けた取り組みも積極的に進めてきました。そして後半のまちづくりにおいては「連携」と「協働」をキーワードに、これまでから取り組んできました住民のみなさんとの協働のまちづくりを軸として、更には京都府をはじめ近隣の市町村や大学、企業などとの連携も一層深めながら、和束町の地域ブランドを高める取り組みを進めてきました。そうしたこともあって、今日では「茶源郷和束」が町内外からも広く知られるようになってきました。

 更に、それらの取り組みの成果は、国の地方創生や京都府の共生社会の実現に向けた取り組みと相俟って大きく前進しており、それら関連事業予算の一部が本年度の京都府予算においても計上されています。

 何よりも住民の長年の願いでもあった府道「宇治木屋線」犬打峠のトンネル化事業着手に向けての一部予算が今回の京都府予算に計上していただきました。また、京都府主導の下もう一つの京都として「お茶の京都」事業も本年度よりスタートしました。さらには京都府と東部三町村の共同設置による「相楽東部未来づくりセンター」の開設や、4年後にアジアで初めて開催される国際生涯スポーツ大会「ワールドマスターズゲームズ2021」マウンテンバイクの会場に湯船森林公園が決定され、本年度から関係自治体での実行委員会もスタートします。また、このほかにも和束町の農村空間や生業景観を生かしたリゾート地としての施設誘致など新しい取り組みも検討されています。

 このように和束町は今大きく変わろうとしています。そしてこの4年間は和束町の将来のまちづくりにとって大事な4年間であり、和束町の確かな未来を次世代にきっちりと引き継ぐためにも、住民との協働や連携を通じて、将来を見据えた確かなまちづくりを推進していかなければなりません。

 その意味からも、私はこの4年間を和束町の将来に向けたまちづくりの礎として着実に推進することにより、平成32年度を最終目標年次として住民のみなさんと策定した和束町第4次総合計画(後期基本計画)「みんなで創るふるさとわづか未来プラン」の6つの協働プログラムの実現にも努めてまいりたいと思います。

 議員のみなさん方には引き続いてご指導、ご支援の程よろしくお願いを申し上げ、これからのまちづくりに向けての私の所信の一端を述べさせていただきました。ありがとうございました。

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