景観重点第一種地区指定について(令和4年1月)
和束町大字石寺地区を景観重点第一種地区に指定しました
和束町では、なりわい景観の保全・育成に関する施策が特に必要と認める地区を、「景観重点地区」として指定し、なりわい景観及び地域特有の自然・文化・歴史を感じられる魅力ある景観まちづくりを進めています。この度、令和4年1月24日付けで、京都府景観資産第1号に登録されている景観地区の1地区である和束町大字石寺地区を景観重点第一種地区に指定しました。景観重点地区では、建築物・工作物を新築、増築、修理する場合など、守っていただく基準を設け、住民主体の積極的な景観まちづくりを目指します。
石寺景観重点第一種地区
和束町大字石寺地区は、平成20年1月24日に和束町の茶畑景観が、宇治茶の郷として後世に伝えていく価値あるものとして、京都府景観資産第1号に登録された景観地区の一つです。また、平成20年3月21日付けで、和束町の茶畑風景が、山城地域を代表する生業景観として、京都府の文化的景観に選定を受け、茶文化を発信されている地区でもあります。
「早場」のアドバンテージを生かした茶づくりで、茶園は谷を埋め、山頂をめざして広がる茶畑景観は見る人の目を魅了します。地区内においては、景観保全に向けた取り組みや生業景観を活かした地域づくりに積極的に取り組まれています。
和束町景観計画の基本方針
1.茶業のなりわい景観を守り継ぎます
2.和束町らしい自然や歴史、文化を景観づくりに生かします
3.人々の暮らしを尊重した景観づくりを進めます
景観重点地区の届出制度の概要
届出の対象となる行為、届出の流れについては別添チラシ等をご覧ください。
屋外広告物の設置基準について(和束町全域対象)
「和束町屋外広告物の規則に関する基準等を定める規則」に基づき、広告物を掲出する場合は申請が必要です。広告塔・軒下広告物・屋外広告物・立て看板・建植広告物等、それぞれに大きさを定めています。また、派手な色彩の使用を避け、シンプルな形状と少ない種類の色彩であること、下地の基調となる色彩は、彩度が10以下となっています。新規に屋外広告物の設置を予定している場合、または、老朽化した屋外広告物を新しくする予定がある場合などは、あらかじめご相談ください。
景観重点地区の補助制度について
景観重点地区の指定に伴い、良好な景観形成を行うため景観修景支援事業費補助金制度を設けています。
詳しくは別添要綱をご覧ください。
和束町屋外広告物の規制に関する基準等を定める規則 (PDFファイル: 166.5KB)
更新日:2024年09月30日