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平成26年度当初予算施政方針

[2014年3月27日]

 

 本日、平成26年度一般会計予算をはじめとする諸案件のご審議をお願いするにあたり、平成26年度の施政方針についてご説明申し上げます。

 

我が国経済は、一昨年に発足した第2次安倍内閣が掲げた経済政策の効果により、長年続いたデフレ経済を脱却しつつあり、緩やかではありますが、景気回復の兆しが見え始めております。

しかし、中小企業や住民生活への景気回復の声を聞くまでには至っていないのが実情であり、本年4月から予定されている消費税率の引き上げによる景気への影響も心配されるところであります。

 

こうした状況の中、和束町におきましては町制施行60周年という節目の年を迎えます。

振り返りますと、昭和29年12月に西和束村、中和束村、東和束村の3村が合併し、昭和31年9月に湯船村が編入し、現在の和束町が発足しました。

 

今日までの本町のあゆみを顧みますと、昭和28年に襲来しました南山城水害により111人の尊い生命と財産を失い、一時は再起不能とさえ言われましたが、住民皆さまをはじめ多くの方々の協力により、復興を成し遂げられました。

その後昭和61年の災害、また昨年9月の台風18号では、特別警報が発表され、本町においても多くの被害が発生し、その復旧に向け取り組んでいるところでありますが、近年の異常気象から更なる防災意識の高揚とともに防災対策の強化に努めて行く必要があります。

 

そうした中、平成23年度から実施しました防災無線整備事業が、ようやく完了しますが、防災対策の一層の強化に向け、平成26年度は備蓄用発電機の設置また食糧や水、毛布の備蓄品を整備し、安心安全なまちづくりを進めてまいります。

 

また、老朽化した門前橋については、右岸、左岸の橋台工事に引き続き、上部工事を実施します。他の橋梁についても長寿命化を図るため、点検や補修工事を行い、安全対策を講じていくこととします。

生活道路の安全確保を図るために、幅員狭小な町道山口線の拡幅改良事業を引き続き実施します。

 

次に、児童福祉や社会福祉の充実をめざしたまちづくりを進めます。

消費税の増税に対応した施策として、低所得者世帯や子育て世帯の負担を軽減するために、臨時福祉金を給付します。また、少子化対策として子ども・子育て支援事業計画を策定し、子ども子育て支援新制度の実施に向けた体制づくりや医療費の無料化、そして和束保育園においては、4月から0歳児保育を実施することとします。

 

また、健康増進、生活習慣病の予防を目的とし、茶源郷ポイント制度を活用して、住民自らが健康づくりに取り組む、きっかけづくりを進めてまいります。

 

 

地場産業である茶業振興の対策としては、出品茶推進委員会への助成や茶業団体の育成、就農初期段階の経営が不安定な青年就農者を支援します。

 

また、情報化・電子化が急速に進む中、災害等でケーブルを切断された時でも、衛星を介して情報ネットワークと接続するシステムの構築や戸籍の電子化を進め、効率的な行政運営に努めるとともに、高速通信網を活用して、防災、医療、教育、産業振興等、あらゆる分野の行政情報を配信し、住民生活や行政サービスがより便利になるよう、茶源郷行政情報配信システムの更なる充実に向け取り組むこととします。

 

町制施行後、60年の長い年月が経過した今なお、和束町には、豊かな自然とすばらしい景観があります。京都府景観資産地区第1号に登録され、昨年10月には、美しい村連合に加入することができました。

平成26年度は、この景観を未来へ継承するため、景観計画策定に向けて歩みを進めていくこととします。

 

また、本町面積の約76%を占める森林を利活用して、住民の皆さまの協力を得ながら、湯船地内にマウンテンバイクの国内認定コースを整備し、町の活性化と交流人口の拡大を図るとともに、自然を活かした中で、心の豊かさを感じることができるまちづくりを進めてまいります。

 

以上、主な事業と施政方針を申し上げましたが、平成26年度は、消費税率の引き上げによる財政負担が増加することが懸念されます。負担増に見合う地方消費税交付金が見込めるか、先行き不透明で、未だ厳しい財政状況下にありますが、住民サービスの向上をめざし、児童福祉や社会福祉、老人福祉等の社会保障関連経費に重点を置き、和束町第4次総合計計画の6つのプログラムに沿って、予算編成を行いました。

各会計予算は、

・一般会計        31億6,400万円 

・湯船財産区特別会計       738万円 

・国民健康保険特別会計  

                   事業勘定  7億1,810万円 

    直営診療施設勘定    8,930万円 

・簡易水道事業特別会計 1億4,870万円 

・下水道事業特別会計      1億9,080万円 

・介護保険特別会計

            保険事業勘定   5億6,370万円 

     サービス事業勘定      240万円 

・後期高齢者医療特別会計 5,930万円 

 

となり、平成26年度予算総額は、49億4,368万円

となります。

 

後になりましたが、府道宇治木屋線のトンネル化実現に向けて、昨年は多くの署名をいただき、町の将来に向けて前進することができましたことは、議員各位の皆さま並びに住民の皆さま方のご協力の賜と深く感謝申し上げる次第でございます。

今後も、京都府へ強く要望する所存でございますので、引き続きご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

最後に、住民との協働によるまちづくり、「ずっと暮らしたい活力と交流の茶源郷 和束」の実現に向け、全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。

どうか議員各位の一層のご協力とご鞭撻をお願い申し上げますとともに、平成26年度予算案並びに関係議案にご賛同賜りますよう切にお願い申し上げます。

お問合せ

和束町役場 総務課

電話: 0774-78-3001 ファックス: 0774-78-2799


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